| |
| |
 |
|
| |
 |
 |
人工的なものが氾濫する現代、改めて環境や自然というものを見直す動きが活発になってきている。そんな中生まれた『湯雨竹』は、今まさに時代が必要としている装置のひとつだと言っても過言ではない。その仕組みは何百年の歴史があってもおかしくないような、とてもシンプルなものだ。しかし、今までこの仕組みに気づき『湯雨竹』のような温泉冷却装置を作り得た人は、誰一人としていなかったのである。しかも『湯雨竹』のすごい所は、ただお湯を冷ますということだけではないようだ。開発者でもあり、温泉通としても有名な斉藤主任研究員はこう語る。
「『湯雨竹』の導入は実際、お湯に良い変化をもたらします。もともとほぼ源泉100パーセントだった『ひょうたん温泉』でさえも、『湯雨竹』導入後は、お湯がまろやかに、かつ力強くなったのを実感します。以前は水道水でお湯を冷ましていた『渋の湯』に至っては、その変化は大変顕著です。湯が濃厚になったのを感じますし、『渋の湯』本来の独特の芳香が浴室に充満するようになりました。また、入浴後の保温・保湿効果も長持ちするんですよ。今では、温泉通でも湯あたりする位にパワーがある湯です。「湯あたりする」=「効能がある」ということなんです。この変化には私自身大変驚きました。それ以後ますます『渋の湯』のファンになってしまい、組合員になっちゃったんですよ。」
温泉通をもうならせる『湯雨竹』の効果。彼らが『湯雨竹』に熱くなる理由はここにもあるようだ。さらに、河野社長はこう語ってくれた。
「まさか自分が特許やら、実用新案なんてものに縁があるとは、今までは思いもせんかった。そやけど、この別府という場所で、世界中の誰もが思いつかへんかった装置を生み出すことができた。ただの冷却装置ならいくらでもある。そやけど、『湯雨竹』の材料は竹。竹で温泉が冷やせるなんて、いままで誰も気づかへんかった。しかも、源泉と同じ泉質や鮮度を保ちながら、お客さんに提供できる、ホンマに画期的な装置なんや。せやから、純粋に『湯雨竹』を多くの人に知ってもらいたいねん。」
「いつか自分が年老いて旅に出たときに、行った先の温泉地でふと見ると『湯雨竹』で湯が冷やされている。そのとき、ああ自分は幸せやなあ、と思うやろなあ」
心から温泉を愛し、その泉質を守りたいという強い思いが生んだ『湯雨竹』。河野社長らのまなざしの先には、全国の湯けむりの中『湯雨竹』が建ち並ぶ日の風景がはっきりと写っていた。
|
|
|
|
 |
|
|
|
|